概要

小学生向けで授業に使えるキーボード入力練習ソフトがない

Gigaスクール構想の元、全小学生にPC等を配布しました。しかしその後がまずい。

例えば、キーボード入力。まともなソフト等が無い。

海外では、小学校の低学年の頃からキーボードの入力の訓練をさせられます。大事なのは、海外のキーボード練習ソフトは、ちゃんとした「理論」に基づいて作成されていること。

一方、日本はちゃんとした理論もなく、「触っていれば、そのうち覚える」程度のお粗末なものが多いように思う。

タイプ練習と言えば、日本ではゲーム形式のものが多いです。個人で楽しむ分にはいいですが、皆で一斉に操作する学校の授業としては問題が多いです。

そもそも海外のような入力を覚えるための理論は存在しません。覚えられなくはないでしょうが、効率が悪すぎです。

さらに日本でよく使われるローマ字による日本語入力を前提としたタイプ練習が多いです。しかし、小学生はまだローマ字を知りません。

最後に、練習前にメールアドレスや何かのアカウントを尋ねてくるものが多いです。習熟の進行度合いを管理するためだとは思いますが、小学生にこれらを聞くのはどうかと思います。

日本の小学生用のキーボード練習ソフトを作りました。

そこで、小学生用のキーボード練習ソフトを作りました。背景黒に緑文字のコンソール形式。古式なキーボード練習ソフトです。小学校の授業の一環として使うのを前提に作っています。

小学生は手が小さいので大人と同じメニューで習わせるのは少し躊躇しましたが、海外では7歳くらいから練習させていますし、ピアノ等も大人と同じものを使いますので、ここは敢えて大人と同じ学習メニューにしました。

九級からスタートして、習熟度に応じて自動的に昇級判定を行います。一級になると毎分40ワード以上のブラインドタッチができるようになります。

この速度であれば、将来仕事で困ることはありません。

海外のブラインドタッチの練習の理論を元に、日本の小学生向けにアレンジしています。

九級から六級までは、ランダムにキーを表示します。入力を間違えたキーは出現頻度が高くなる仕組みにしてあります。

五級から一級までは、英検5級で出題される英単語の入力練習をします。英単語を入力させることにより、より実践的な訓練を行います。

一応、日本の小学生向けに作りましたが、キーボードに慣れていない人なら誰でも使えます。

習熟度管理

ブラウザにある機能を使って、習熟度を管理します。つまり、次回練習用のページを開くと、前回の続きが表示されます。

前のレッスンに戻りたいとか、先生が生徒の習熟度を管理したい、とか色々要望はあるでしょうが、このような仕様になっています。

ブラインドタッチ練習サイト

ブラウザ上で動作しているので、キーボード付きの機種なら種類を選びません。

URLは、https://study-97946.web.app/typing/です。ページを開いたら、ブックマークで登録すると良いでしょう。

不具合や改良点があれば、開発者まで連絡ください。